台湾の台風休み(台灣的颱風假)

台風5号がいま台湾に接近していて日本にも向かって来るかもしれない状況です。

毎年7~9月は台湾でも台風シーズンです。台湾の周りの海には毎月200~300個程の台風が発生しているそうですが、台湾に上陸する台風は毎年3~5回程度です。

実は、台湾には政府が定める「台風休み」というものがあります。中国語では「颱風假 (Táifēng jià )」と言います。台北市の場合、翌日が台風休みになるかどうかは前日の夜10時までに知らされることになってます。

台風の進路情報は台湾ヤフーのヘッドラインニュースに出ていいたり、テレビでも一日中ずっと報じられます。皆が待っている(期待している?)のは台風休みになるというお知らせです。

台風休みになったら仕事は休みになるのですが、カラオケ、映画館、デパートなど室内で過ごせる場所は人混みになります。突然プレゼントされた幸運な休みを思う存分満喫しようとする姿は台湾人の楽天的な国民性を表しているのかなぁと思います。

ここ最近の台風は豪雨を伴う台風が多いようで、台風が通り去った後も数日は蛇口から出る水道水が濁っていて、飲めない場合もあります。水がないと不便です。やっぱり家には非常用水を常備したほうが良いと思います。

福岡に移住して以来、まだひどい台風には遭ってませんが、福岡は普段から風が少し強いように感じることがあります。(私の住んでるエリアだけでしょうか??)

ともかく災害が少ないと良いですね。